2010年04月21日

上野国・九牧(きゅうまき)小発見シリーズ46

               
                                                         ”東”と読める焼き印 
                                                                  
                                                            右下部分は欠落    

                                                          一辺75mmの正方形 

                                                           平安時代の住居跡 

                                                          並木遺跡近くの古代牧 

                                                       ”発掘された安中の遺跡”
                                                                                                                                       上毛新聞4月19日掲載 





延喜式の馬寮によりますと、上野国に九つの、官営の馬の牧場がありました。 
 
利刈(とかり)、有馬島(ありましま)、沼尾(ぬまお)、拝志(はやし)、久野(くや)、市代(いちしろ)、大藍(おおあい)、 
塩山(しおやま)、新屋(にいや)の九つですが、 安中らしきものは、ないようです。 


延喜式の巻28兵部省では、駅馬は坂本で十五疋、野後で五疋、伝馬は碓氷で五疋とあります。 

和妙妙によると、碓氷郡には八郷あります。 
飽馬(あきま)、石馬(こくま)、坂本、磯部、石井(いわい)、野後(のじり)、駅家(うまや)、浮囚(ふしゅう)とのことです。


    焼印の”東”の文字が気になります。  
    駅家、野後では東になりません。 
    

 4月29日~6月1日まで、”安中市間仁田の学習の森ふるさと学習館”だそうです。


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この記事へのコメント
先日、北橘の埋蔵文化財事業団へ行ったら、子持村の白井遺跡で、無数の馬の足跡が発見されたという展示物がありました。
古代から、群馬には沢山の馬がいたようですね。

ところで、浮囚という地名も、興味深いですね。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月22日 09:32
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