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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーションat

2010年08月19日

あなたは読んだことありますか?

            本棚の隅に、40年近くも眠っていました。 

   だぶん年老いたら、孫に読んでやることを夢見ていたのかもしれません。
         
           ターシャの庭と、老眼鏡と、パイプと、揺り椅子と・・・・。

            もちろん、題名だけで内容はよく分かりません。 

           そうそう、表紙の裏の左上にこんなシールがありました。





  

Posted by 捨蚕at 16:41
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2010年07月04日

伊曾保(イソップ)です



川上澄生(かわかみ・すみお) 
  1895年~1972年

”伊曾保の譬(たとえ)ばなし” 
    より
   ”伊曾保の肖像”




  イソポ物語
文禄二年(1593年)刊
 訳者不明・天草版 
ローマ字口語体で70話








旅行のが終わたあと、いつも”田舎の鼠と都会の鼠”の話を思い出します。 

  うちのおばあちやんは、”やっぱり家が一番”が口癖でした。

    ”贅沢に恐怖を添えての暮らし”
          
          ”質素でも不安なの無い暮らし”



 











































   御馳走をたべようとすると、
       人間がやってきていつも 
      部屋の戸を開けようとします。 
                             ”イソップ寓話集” より 
                                ”二匹の鼠”  

Posted by 捨蚕at 11:19
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2010年06月06日

ビスケットの箱の絵









































        ”Cafe La Mille”という店で買ったビスケツトの箱の絵です。 
           ブルターニュ ミルク ビスケツト 
              (リトル ベル)とありました。  


もう三十年も前、家の離れにブルターニュ生まれの女(ひと)が住んでいました。 
 シャギーという名前の犬と、ペルシア猫と、日本人の男と一緒でした。 
    二人の息子が物心が付いた頃のことでした。 


       今その家で”坂本龍馬”を見ています。    


Posted by 捨蚕at 20:52
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2010年04月30日

”存在感”について考える №ⅳ

 
 ”小人モルガンテ” 
 
 ジアンボローニャ 作
 
       ブロンズ 
 
        高さ 13cm  
 
(ウイーン美術史博物館蔵) 





トスカーナ大公コジモ一世の 
宮廷の小人の肖像。 

Cosimo de’Medici 
(1519・6・11~74・4・21) 



昭和48年10月の”図書”の表紙絵 

風子さんの記事の”吉田東洋”から 
存在感ある人間”について考えて 
いました。 いま発見しました。  


Posted by 捨蚕at 20:52
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2010年04月29日

ノートル・ダムの兎 №Ⅲ(三番兎の巻)

 

  ”勇気と臆病“ 

浮彫 1210~1220年 

パリ ノートル・ダム大聖堂 
   西正面中央入口腰石 

上半部は”勇気”  

獅子を描いた楯をもち剣をかまえた戦士  

下半部は”臆病” 

梟(フクロウ)のとまる樹の陰から飛び出した兎に 
驚いた男が剣を捨てて、逃げるところ。
 



”兎はいつもビクビクしている、秋に木々からおちる木の葉すら、兎を恐がらせる” (レオナルドの手記・動物譚より) 
動物界きっての臆病者の兎に、怯える男ということなのでしょう。 

私の記憶では、特に黒兎は野生的で好戦的な気がしましたが。 
もつとも、好戦の原動力は恐怖心なのでしょうが。


昭和52年6月(第334号)の”図書”の表紙絵です。 

(おまけ)
この号の36pに、先日亡くなった”井上ひさし”さんが、 
”歌謡曲の一節と岩波新書の頁風”と題した文章がありました。 
この曲を聴くと、この新書を思い出すという意味らしいです。

   (歌謡曲・歌手名)          (新書名)           (著作者名)

網走番外地(高倉健)         ヒロシマ・ノート          大江健三郎
君こそわが命(水原弘)        天才                宮城音弥
港町ブルース(森進一)        知的生産の技術         梅棹忠夫
私の城下町(小柳ルミ子)      アフリカの神話的世界      山口昌男  
みどりの馬車(岡本敦夫)   なぜ社会主義をえらぶか   ジョン・ストレイチイ 

天才の頭の中を、覗いた気がしませんか。  


Posted by 捨蚕at 21:39
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2010年04月28日

アイソポスの”兎と蛙”  №・Ⅱ(二番兎の巻)

  

イソップ”寓話集より

   ”兎と蛙”  

エスコリヤル本 2の8 

スペインの木版挿画 

ゴシック後期(1489年) 
   













             ”いつも人や犬に追いかけられ、
                  ビクビクばかりの兎さん
                  いやだいやだよ、この世間。 
              いつそ皆で死んじゃおと 、 

             川のふちまで駆けたとさ。 
             そしたら、ビツクリ、ドツキリ、蛙くん  
          

             あわてて、水に飛び込んだ。 

                   それを見ていた兎さん、 
                   みんな、死ぬのは止ようよ、
                      
                        僕達に、ビクつく、 
                        奴もいる”                  


”図書”の昭和51年4月(第320号)の表紙絵です。 

        " みんな、みんな才色兼備、眉目秀麗、善男善女、 

           比べる基準が違うだけ、比べる相手が違うだけ”

                    stego
  

Posted by 捨蚕at 08:33
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2010年04月27日

”デューラーのうさぎ”    №Ⅰ(一番兎の巻)

 


アルブレヒト・デューラー画   
   紙本水彩 1502年 
    251x226mm
    ウイーン アルベルテイーナ蔵



”この栗毛の野兎の柔らかさ、暖かさ、意外と骨っぽい身体つき、 そしてその下に脈うつ鼓動・・・・静のなかに秘められた動を見事に描いている・・・兎の眼に映っているのは画室の窓の光である”
             

     前川誠郎(表紙解説)




昭和50年1月発行の”図書・第305号”の表紙絵です。 

無料の岩波書店の雑誌ですが、内容は充実してました。 

例えば、当号の16pには池田満寿夫が”少年時代の読書”と題した、小文を載せてています。 
大陸で生まれた、小学生の満寿夫君は、雑誌”海軍”、少年倶楽部”の熱烈愛読者だつたそうです。

芥川賞を受賞する2年前の小文でした。



  

Posted by 捨蚕at 10:24
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