”ふところに
銭六文の
梅雨(つゆ)の旅”
(平成16年6月 捨蚕)
”青梅を
六つ供えて
一回忌”
(平成17年6月 捨蚕)
"丹念に
摘む青梅や
三回忌
(平成18年6月 捨蚕)
(飯塚の常福寺の山門左にあります)
三途の川を渡るのには、六文の銭が必要だそうです。
銭のない亡者は、この奪衣婆に衣類を剥がされてしまいます。
剥ぎとられた衣類は、懸衣翁(けんえおう)によって、
衣領樹(えりょうじゅ)の枝にかけられます。
その重さはまた、業(ごう)という罪の重さだそうです。
今年の6月6日は父の七回忌です。