
ここは、
”字堰添(あざせきぞい)”という所。
堰とはもちろん
長野堰のこと。
あぜ道を
線路が横切ってました。
汽車が
黒煙を吐いて来ると、
洗濯物は
慌てて取込まれました。
また毎年のように、 大きな汽笛の音がして、
”きしゃ喰われ”という名の妖怪が現れました。
何時しか線路を渡ることは、出来なくなりました。
堰も遠ざかってしまいました。
でも、課税明細書は、”字堰添”のままです。
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