2010年05月11日

閉店した質屋さん(気になるシリーズ⑤)

 





















もう十年も、ホトトギスが、啼き続けています。 
 
戦後に質屋さんを、始めたと聴きます。 

先日紹介した”芙三恵酒場”の道前です。 

踏切脇には長い間、交番(大橋町巡査派出所)がありました。 

古い地図には、松村質流店、松村中古自転車販売、しずかはぎれ店、横田青果店、大橋食堂、外内時計店、高崎魚菜市場と商店が続いていました。 



ところで、この句どこかで聞いた気がします。

 ”啼き捨てて いずこへ飛ぶか ほととぎす” 
 武雅(本名大沢松五郎 上並榎字南の名主)の辞世の句でした。  
 ”並榎八景の筏場の夕照”の作者です。

この質屋さんの店主もその数年後に、亡くなったと聴きます。







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この記事へのコメント
粋なご店主ですね。
そのような方が店を閉めざるを得ないとは、何とも残念、やりきれない思いです。

それにしても捨蚕さん、書かれた句を見てすぐに他の作者を連想するとは、流石ですね。
捨蚕さんの深い教養に、脱帽。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年05月14日 08:55
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