
さくら咲く、卒塔婆小町のいる館 捨蚕
弓町にある天田ドレメ女学院の跡です。
まるで、妖怪ゲゲゲ女学院のようですね。
かっては、岡本か、はたまたドレメかと、
華やか時代が、あつたようです。
(ドレメとはドレスメイキングのことです。)
すぐ近くに、高崎タイピストもありました、いえ、今もりっぱにありますが。
ちなみに、謡曲の卒塔婆小町とは七小町の一つで、観阿弥の作です。卒塔婆に腰掛けている乞食の老女となった、かって才色兼備の小野小町と、高野山の僧との話だそうです。
法輪寺の北に、この女学院を発見した時、前世は高野聖といはれた私の、お粗末な一句でした。