2010年04月04日

卒塔婆小町(捨蚕の俳句のすすめ八)



 さくら咲く、卒塔婆小町のいる館  捨蚕

弓町にある天田ドレメ女学院の跡です。
まるで、妖怪ゲゲゲ女学院のようですね。

かっては、岡本か、はたまたドレメかと、
華やか時代が、あつたようです。
(ドレメとはドレスメイキングのことです。)

すぐ近くに、高崎タイピストもありました、いえ、今もりっぱにありますが。 

ちなみに、謡曲の卒塔婆小町とは七小町の一つで、観阿弥の作です。卒塔婆に腰掛けている乞食の老女となった、かって才色兼備の小野小町と、高野山の僧との話だそうです。 

法輪寺の北に、この女学院を発見した時、前世は高野聖といはれた私の、お粗末な一句でした。


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この記事へのコメント
そうですか、前世は高野聖だったんですか。
確かに、そんな雰囲気ありです!

私の前世はなんだろ?
よく恐い夢を見ますが・・・。
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年04月04日 21:02
おじゃましま〜す。さっそく遊びにきてしまいました…今日は大変ありがとうございました。
秩父の作家さんあり、東京の編集者さんあり はたまた群馬の古文書解読者さんあり…楽しい面々で勉強になりました。
 因にhamulette とは、ペットのうさぎハムレットからもらっちゃいました。ずーっとハンドルネームに使っています。

薄紅の 小町の揃う 庵開き 
             真美子(私の本名) 
Posted by hamulette  at 2010年04月04日 21:35
迷道院さんへ 
多分、比較的真面目な高野聖だったと、おもいます。さ迷いつつ、どの辺りで野たれ死んだのか、場所が知りたいです。
今頃の季節にこんもりした古墳の上だと、おもいます。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年04月05日 01:02
hamuletteさんへ 
大勢の小町さん達と楽しいひと時でした。
いつも、あんなバカ馬鹿しい話なんですが、とりあえず、楽しいですね。 
今後とも、よろしく。 
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年04月05日 01:12
小野小町とは比べものにはなりませんが、
老いさらばえた我が姿は「卒塔婆小町」と
重なる感じです^^。
Posted by 風子風子  at 2010年04月05日 08:51
美和明宏が卒塔婆小町の芝居をしてるんですね。先日週刊誌で知りました。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年04月06日 23:15
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    コメント(6)