

前々回の境内図の一部訂正と、写真と記事の追加をさせていただきます。
まず、右の写真です。八幡尋常小学校です。すこし立派すぎるとおもいませんか、 そのはずです、勢多郡富士見村の旧群馬県尋常中学校の校舎を購入移築したのそうです。明治29年9月3日村議会は、校舎建設費3344円65銭6厘を議決,翌30年3月21日に県知事を迎え開校式の運びとなりました。ちなみに、1326坪の敷地代は302円39銭でした。
県下に偉容を誇る 校舎の完成です。
左の写真は、明治30年全面開通した上野鉄道の山名停車場です。 つまり境内図の下部の左右に、多野郡八幡村の発展の、期待と希望をこめて、鉄道の開通と小学校の開校を描いています。 では上部には何を描いているのでしょうか、左に鏑川と山の上の碑、右に烏川と金井沢の碑です。
山名が誇る最古の二つと、最新の二つを描く構図となります。
さて前々回の訂正です。随神門のなかに仁王様はいないと言いましたが、昭和の初期までは存在していたそうです。古老の方にお聞きしました、訂正させていただきます。