
碓氷川沿いの公民館の脇に”天満宮”と書かれた、祠を見つけました。
覗くとこんなすごい菅原道真さんがいました。
聞くところによりますと、かってはもつと南の線路脇にあつたそうです。
ところが、この祠の蔭から線路への飛び込みが多く、
やむなく、ここに移したとのことです。
常木村の由来に、天満宮を筑紫の常木から移したとあります。
別当寺も旧地同様に、常香山安楽寺と号したそうです。
ところが、正徳二年(1712年)に火災のため安楽寺は谷津村に移ってしまいました。
多分、天満宮はそのまま常木村に残ったのでしょうか。
”汽車喰われ”のことを考えると(確認出来ていませんが)そんな気がしてなりません。
なにせ、道真さんの怨霊ときたら、京の都を震いあがらせたそうですから。
それはそれは、強い力の怨霊だつたそうです。

庚申供養塔
元文五年(1740年)十月
吉日
同・十七人
常木村
祠の脇にこんな庚申塔がありました。
お寺が移った後のことですね。