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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーションat

2010年11月28日

寂光院(弐) おうすどすえ

      茶室”弧雲”には入れませんでしたが、

    不思議とひと気のない、座敷でお薄をいただきました。    

     紅葉の真っ盛りの静かな秋の日のことでした。






     茶室”弧室”です
     (平家物語の灌頂巻の大原行幸より命名)

      障子には諸経の要文ども、色紙に書いて所々に押されたり。

       その中に大江定基法師が、清涼山にて詠じたりけん、

          ”笙歌はるかに聞こゆ 
                弧雲のうえ
           聖衆来迎す 落日の前”
      
                   とも書かれたり。

  

2010年11月28日

寂光院(壱) おぼろのしみず

    明治四十三年六月に建てられた道標を右へ辿ると
   
          三千院から寂光院に至る道の辺に見つけた

             朧清水(おぼろのしみず)


     そういえば、寂光院の山号は清香山、寺号は玉泉寺






     安永九年(1790)京都の吉野家為八から出版された”都名所図会”の
            ”巻之三目録 左青龍”のうち 

             よく見ると絵図の右下に朧清水

       ”むかしより名高き清水にして、和歌に詠ずること数多し”

           水草ゐし朧の清水 底澄みて・・・
           入る月の朧の清水いかにして・・・
               ・・・朧の清水なつもしられず
           わが恋は朧の清水岩こえて・・・
           まれにこし朧の里にすみなれて・・・・