2010年08月12日

№185/358・”肉を運んでいる犬”

   ”この話は欲張りの人によくあてはまります”とのことです。




 何度繰り返したことでしょう 

  株で、宝くじで 

    女で、友達で 

       仕事で、道楽で

 たぶん本当に 
 空腹で無かったから・・

 本当に空腹でしたら 
水面に肉は写りませんからね。




”犬が肉を持つて川を渡っていました。
そして水の中に自分の影を見て、もっと大きな肉をもった別の犬だと思いました。 
だからその犬の肉をとるために、自分の肉を放り出して、とびかかりました。
そして両方とも失いました。”

 
   岩波文庫のイソップ寓話集には 
      358の寓話があります。 
         この話はその185話です。 

            それによると 
               この犬はどうも 
                 二つのものを失いました。  

   現実と虚像の二つです。 

        確かにあったものと 
                  もともと無かったものと・・。

 
 


Posted by 捨蚕 at 12:17
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№185/358・”肉を運んでいる犬”
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