2010年03月31日

あすなろ のこと(小発見シリーズ36)

 
本町に名曲喫茶あすなろが、オープンしたのは、昭和32年7月でした。 
昭和38年7月、本町の道路拡張にともない閉店しました。

昭和40年六月、鞘町に開店しました。 
そして、昭和57年に閉店しました。

”優美かつ壮麗な本町店と、
 直線と無機質なコンクリートが創りだす
    知的かつ硬質な雰囲気の鞘町店”

私の知ってる、”あすなろ”はもちろん、この鞘町店です。 
それも、せいぜい5年間ぐらいのことだつたんですね。
学陽書房と天田歯科の間にある、三階の鉄筋コンクリートの建物でした。


時々、奥の鑑賞室でガラス越しに小さな庭を見ながら、
多分、バッハの無伴奏チェロで、コーヒー色した、マッチ箱に書かれた、”六月の詩”を 観ている自分の、無残なそれでいて高慢な姿を、想いだします。 

九蔵町が生んだ小説家、金井美恵子さんが、アルバイトを、少しの間してましたね。
もちろん、賞をとる前ですが、気難しい顔をしてバイトしてました。

ところで、この写真は”将軍の孫”の周りにある、石のベンチです。 
観ていたら、”あすなろ”のことを、急に思い出しました。


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この記事へのコメント
私も鞘町の‘あすなろ’知ってます☆
確か、高々生の集いの場だったかと(^。^;)
ちなみに、斜め向かいにオノヤがありましたねっ!
学生のころ、オノヤの前でチャリで思いっきりコケました(>_<)
でも、それも良い思い出です(^O^)
Posted by ひまわり  at 2010年03月31日 11:48
ひまわりさんへ 

それぞれの、”あすなろ”ですね。 

花は、ヒマワリよりアジサイのイメージです。 
(ひまわりといえば、ソフィア・ローレン・)

ミルクカップを一つ、持ってきた記憶があるんだけど、まだ、あるかな。ないだろな。
探してみようかな。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年03月31日 14:39
「あすなろ」は知らないですが、名曲喫茶…ありましたね。バッハの無伴奏チェロ組曲を聴きながらコーヒーを飲んでおられる、お若いころの捨蚕さんを勝手に想像するのも愉しいです。

金井美恵子さんが高崎出身とは、初めて知りました。よくエッセイを読んだ記憶がよみがえりました。いろいろ教えて頂いて、有難うございます^^。
Posted by 風子  at 2010年03月31日 15:02
金井美恵子さん。

東小学校の時から1級上級生でしたから・・・・・
家も近かったし、たしかに気難しい顔してましたね。子どものころから(笑)。

「あすなろ」のあったころの高崎は・・・・・
それはそれはたおやでしたね。
Posted by 昭和24歳昭和24歳  at 2010年03月31日 18:12
「あすなろ」は、懐かしい、
モダンでしたね雰囲気が
演奏会もあったのではないかと思いますが・・
よく待ち合わせをした喫茶店(懐かしいことば)でした
Posted by キューピーキューピー  at 2010年03月31日 19:57
風子さんへ 

小柄な、おかつぱ頭の記憶があります。 

田町の羽鳥一紅か九蔵町の金井恵美子か。 
ちなみに、一紅さんは下仁田生まれです。 
私の俳句の師匠、馬脚さんの先祖です。 
娘さんの里和さんが、一紅さんを研究してます。 
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年03月31日 20:27
24歳さんへ 

九蔵町のどの辺にお住まいだつたのでしょうね。生意気もあすこまで行けば一級品ですね。 
15歳の中学生の時、”あすなろ報”に、だしたという、文化論というやつ、しりたいのですが。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年03月31日 20:39
待ち合わせ、いいですね。 

でも、待つのは、30分が限度ですね。 

昔し昔、日時を間違えて、待ち合わせ、悲惨な結果でした。携帯があれば、アナログ時代の恋でした。
Posted by 捨蚕捨蚕  at 2010年03月31日 20:47
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