2010年03月11日

鼠屋敷てなんですか(小発見シリーズ26)

 飯塚町字鼠屋敷(ねずみやしき)と言う所です。 
何故にその名前になったかはわかりません。  

長泉寺の南、高崎貨物の敷地に一部重なります。  
ここに方形の館があったと、高崎市史にあります。時は十六世紀、70m四方の複郭の館だったそうです。   


実は、これとまったく同じの館が、道をはさんで、北にありました。今は飯玉山最勝院長泉寺です。 
下横町の興禅寺の末寺で、慶長六年(1601年)の開山です。 
それ以前には、十一面観音堂があったそうです。  


箕輪城の落城は永禄六年(1566年)と云われています。 
それ以前に、上飯塚城(常福寺・常黙庵跡)の南に、ほぼ一直線に、二つの館があった訳です。 
東北に本郭備えた二つの館でした。  

鼠屋敷の西隅に、長泉寺の墓地が高崎貨物の敷地に囲まれてありました。 
雪化粧をして、ひつそりと、鼠屋敷跡の西北にありました。 

それにしても、気になる名前の、ネズミ屋敷でした。


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この記事へのコメント
字名というのは、面白いですね。
羊大夫ならぬ、鼠大夫でもいたんでしょうか?
日本昔話の世界ですね(^^)
Posted by 迷道院高崎迷道院高崎  at 2010年03月11日 20:21
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