2010年01月12日

捨蚕の俳句のすすめ 其の弐

青き眼の羅漢も見やる冬の蝿・・(12月25日付 タカタイ俳壇入選作)

この羅漢は、室田山長年寺の陶器の五百羅漢です。さまざまな表情と視線の羅漢像、その中に青い眼の羅漢様がいます。イラン系か、トルコ人系か、いてもまったく不思議では無く、動きの鈍くなった冬の蝿をじっと、見つめていました。
狭い堂内に泣き、笑い、怒り、そして欠伸をしている、数百の羅漢達。
窓の外には、銀杏の葉が風も無いのに、散っています。

毎月第四金曜日にタカタイ俳壇は発売です。


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